MapWindow GIS Lite¶
デスクトップ GIS¶
MapWindow GIS は、 Windows ベースの、視覚化、管理、編集、データ分析、そして印刷可能な地図を構成するための オープンソース GIS クライアントです。 GEOS や GDAL/OGR (v2) を統合することで強力な分析機能を備えています。 MapWindow は、 MS-Excel や MS-Access のような MS-Office ベースの製品に組み込むことが容易で、 同様に、C++, C#, VB.NET や Delphi で書かれたプログラムに組み込むことも容易です。 なぜなら、 MapWindow は MapWinGIS と呼ばれる ActiveX コントロールをベースとしているからとなります。 MapWindow Open Source GIS Lite は、 MapWinGIS v4.9.5 をベースとしています。
OSGeo-Live にインストールされている MapWindow Lite バージョンは、すべての MapWindows デスクトップ版の機能を含んでいません。 (例えば、ツールボックス、プラグイン、フル機能のシェープファイルエディタや PostGIS のサポート等)。
Note
MapWindow は、実行に際し Microsoft Windows のインストールを必要とします。
インストールファイルは、 OSGeo-Live のフルバージョンのISOに含まれているほか、 https://mapwindow4.codeplex.com/releases/view/542097 からもダウンロード可能でしょう。
主な機能¶
使いやすいグラフィカル・ユーザー・インターフェース:
- 地物の識別/選択機能
- 属性の編集/閲覧/検索
- オンザフライ変換
- レイアウトの印刷
- 地物のラベリング
- ベクターやラスターシンボルの変更
- 更に多くの機能
多数のベクターやラスター形式を容易に閲覧:
- 多数のベクター形式: ESRI シェープファイル, MapInfo, SDTS や GML
- デジタル標高モデル、空中写真、ランドサット画像のようなラスター形式
- OpenStreetMap, MapQuest Aerial, Bing Maps のようなタイルサービス
ActiveX コントロール:
C++ で書かれた ActiveX コントロールを使用します。このコントロールは、C#, C++, VB.NET や Delphi といった言語で書かれたカスタム・アプリケーションで使用できます。また、MS-Access や MS-Excel のような MS-Office 製品で使用できます。
実装している標準規格¶
- OGC 標準:
- TMS
- Web Map Tile Service (WMTS)
- GML
詳細¶
ウェブサイト: http://www.mapwindow.org
コードリポジトリ: https://mapwingis.codeplex.com
ライセンス: MPLv1.1
ソフトウェアバージョン: MapWindowLite 4.9.5
対応プラットフォーム: Windows (XP or higher)
API インタフェース: .NET (C#, VB.NET), C++, Delphi, VBA (MS-Access, MS-Excel)
コミュニティサポート: http://www.mapwindow.org/documentation/mapwingis4.9/getting_started.html
商用サポート: http://www.mapwindow.nl, http://www.mapwindow.org/documentation/mapwindow5/support.html